今年も残りわずか。

年末年始の予定に、片付けがお掃除がなんて言っている場合でもなく、迫り来る入学準備。学童保育の申し込み書を出さないと!です。

知らなかったのですが、保育園に入るのと同じような勤務証明や書類がいります。

確定申告もあるし、手続き系はドキドキしますね。

今回の記事は、人を貸し出す図書館です。

渋谷で「超福祉展」というイベントがあり、企画がたくさんありました。中でもヒューマンライブラリーという言葉に釘付け。

人の図書館?

調べると、このところ国内外で広まっているよう。患者さんや障害あるかたのお話をたくさん聞いてきた私も、知りませんでした。

お願いして、貸し出しに同席させてもらい、レポートしました。


100冊近いという大規模なライブラリーで、私がお会いしたかったのは、作業所でクッキーを作るMさん。

かわいいブーツにカーディガンがおしゃれ。バッグはたまたま私と色違いでした。付き添いのスタッフさんも素敵な女子です。

参加者さんも優しい方々でした。

異文化コミュニケーションを学ぶ学生さん2人はさわやか男子。もう1人の女性はニコニコとわかりやすく質問して、会話が途切れません。

Mさんが英語を話せるとか、週5で働くとか、驚きの連続。お友達がいて、嵐が好きで、自立を目指してグループホーム暮らしを考えている。

少人数で話せるから身近に感じるし、あっという間の30分でした。

もう1人出会った本は、難病の車いすダンサーのみほさん。

私は以前、同じ難病の女性に取材させていただき、専門病院も訪ねたことがありました。

みほさんは、大変な病状でもダンスの楽しさを動画や写真で教えてくれました。

Mさんもみほさんも、記事の掲載を喜んでくださり、とても嬉しいです。頑張っている姿を知り、応援する方は多いのではないでしょうか。

その後、ライブラリーの歴史を調べて見つけたのは、明治大のヒューマンライブラリーです。

学生さんのゼミにお邪魔して、ライブラリー開催前の様子を見せていただきました。レポートはこちら。


中野キャンパスは初めて。ゼミは女子が多数、男子もいて、先生と打ち合わせ。グッズの準備もしていました。

9回も開いてきた先生に、成り立ちを聞き、リスクはないのか取材して浮かんだ心配をぶつけました。最近、ヒューマンライブラリー学会もできて、広がりがわかるお話を伺えました。

学生さんはマイノリティの本役の人たちと日頃から交流しているそう。本番は贅沢にも、読者と本が一対一で話せますが、学生さんが司書としてサポート。こうした信頼関係や、バックアップあってこそのライブラリーですね。

こんなゼミ、楽しそうです。多様な人と出会い、運営のノウハウも身につきます。

何でも手軽にできるけど、人生経験はついていかなくて、アンバランスな若い人を見ると心配になります。でも、こうやって人とのつながりを大切にしながら、時間をかけて取り組む試みは、教育という視点からも魅力的です。(なかのかおり)