8月も終わりですね。

雨が多く、保育園の先生が交代で休みもあり、プールの日が少なかったかな?

保育園の水遊びを振り返ると、娘が1~2歳のときはシャツにブルマでちゃぷちゃぷ。今は大きなプールで顔をつけてけのびできる。5回の夏、あっというまだった。

最近は、「人の立場を想像する大事さ」を感じる出来事がありました。

私の記事を一部、見てくれた人に、「なかのさんは心温まる話が好きなんですよね。制度や問題点に切り込む話は関心ないのですか?」と言われました。

一方で、別の人には全く逆のことを。「制度ばかりでなく、当事者に寄り添って、一つの現場に通うようなことをやったほうがいいのでは」と言われました。

どちらも、ある意味はイエス。でも、そういう一面的な話でもないんだなあ。積み重ねた取材、20年の会社での修行、子育て、いろいろな経験を通して今がある。

「役に立つ情報や記事を出す」のを目指すのは変わらないけれど、そのやり方が年齢や生活に応じて変わったり、バリエーションが増えたりしました。

若く身軽なうちは、ホスピスや集中治療室に通う、介護施設に泊まる、ヘルパーの資格を取る、介助者と一緒に料理する、目の不自由な方と一緒に第九を歌うなど入り込んだ取材をして、体験ルポもたくさんできました。

パワーと時間はあるから、勢いで難しい現場にもすっと入り込めた。経験や配慮は足りなかったろうから、みなさんが温く迎えてくれたんですね。

今は、幼児のケアに責任がある親であり、あちこち痛いover40であり。代わりにスキル、その人の立場や人生を想像して対応する力、マネジメント力があります。

経験と時代の流れから見て、「大事かな」と企画します。時には子連れで取材という離れワザも笑。

そういうスタイルや目指してきたことは、理解されにくいかもしれません。一面的に言われると一瞬は落ち込みますが、平常心でいるのもプロですから。

今回の記事は、「貧困ってなんですか?」という夏休みセミナーを取材しました。みっちり2時間以上、中高生と一緒に私も勉強しました。

中高生の、想像力の豊かさ、いろいろな立場をおもんばかる心に感心でした。

そのルポはこちら。

ホームレスを支援する「もやい」さんがセミナーを開いているのは知っていました。子ども向けは初めてだそうで、開催を知り、すぐに取材をお願いしました。

もやいの大西さんのトーク、具体例や数字がわかりやすいです。「日本人記者は数字にうるさい」と、海外の方に言われましたが、誰かの思いや体験談に数字を加えると、本当に大事な部分が染み込んでくるんです。

ボランフィアブーム、ソーシャルベンチャーの始まり、ソーシャルネットワーク発展の歴史を見てきて、「若い人たちが活動するのはいいけど、注目されたい、オレオレ俺を見てになってない?」って思っていたけれど、心ある人はいるんですね。

背伸びや親の押しつけでなくて、自分ができる範囲でどうしたらいいか考えているのが素敵。

学校やご家庭で、この記事をぜひ活用して下さい。(なかのかおり)