暑くて睡眠不足の方も多いのではないでしょうか?

子どもは暑がりだし、熱中症が怖い。だけどover40ママはエアコンが冷えるので腹巻きに靴下、、と試行錯誤です。

ハフポストで連載しました、障害者のワイナリー記事。

最終回をリリースさせていただきました。

たくさん読んでいただき、ありがとうございます。

4回目は、醸造のスペシャリスト・柴田さんと、生活を支えてきた学園の施設長・越知さんを紹介。


どうやってワインを造るか、わかりやすく説明してもらいました。

知的障害のある人たちの仕事ぶりも。必ずしもワイン造りや畑仕事でなく、食事作りや洗濯も大事な仕事。園生さんの人手がないと困るのです。

⑤は、若い世代に読んでいただきたい物語です。


ソムリエの杉本さんは、名門校から厳しい就活を経て就職。長時間労働に疑問を感じ、ワイナリーに転職したアラサーです。

昔の就職超氷河期とも違う大変さなんですね。IT化が進み、若い人も仕事を実現できるツールが増えた。一方で人材を削り、長時間労働を強いるブラック企業がたくさんある。

都会育ちで、地方に飛び込むのは大変だったと思いますが、ワイナリーの自然に癒されたそう。

お客さんと触れ合い、造り手の物語を知って注ぐワイン。人と人とのつながりが感じられる仕事です。

ワイナリーを訪ねたら、ショップでワインを注ぐ杉本さんに出会えるかもしれません。

⑥は最終回。悩みに悩んで書きました。


昨年の収穫祭で、バンドがお客さんを盛り上げていました。バイオリニスト・古澤巌さんが登場すると、ひときわご機嫌な空気に。

調べると、すごいキャリアのバイオリニストで、しかもワイナリーの取締役だったのです。

古澤さんは、葉加瀬太郎さんの憧れの先輩。今もツアーを組んでいるんです。

お話を聞くと、プロ意識に驚き。ジムに合気道と心身を鍛え、野外で演奏できるように努力を重ねました。

大きなツアーもしますが、被災地に飛んで行くし、障害のある人とも垣根がありません。

私が福島に赴任したことがあり、復興の取材をしているというと、「演奏に行きたい。どこか知っている?」と本気で聞く古澤さん。

こういう取締役だったら、みんなご機嫌になれますね。

そして最後は、ワイナリー社長であり保護者会会長の長谷川さんの思いを紹介しました。

冬の保護者会が中止になり、お会いしたのは5月。

長谷川さんにお招きいただき、学園のカラオケ大会にもお邪魔しました。

本当は身内の方で楽しみたいのでは?と遠慮する気持ちもありました。

せっかくなので会場の大食堂へ。

皆さん、ノリが良くて歌って踊って盛り上がっています。演歌ばかりでなく、レパートリーの広いこと!

施設長の越知さんが愛ある司会をして一緒に歌い、醸造の柴田さんはワインを振る舞います。たくさんのスタッフも動き回ってサポート。

長谷川さんはニコニコと、保護者や園生とコミュニケーション。息子さんは会場には来ていないということ。カラオケをしない人もいるし、健康状態によって農作業やワイン造りという花形の仕事をしない人もいるそうです。

それでも、周りの人たちに愛されていて、ここが息子さんの居場所であると話していました。

カラオケ大会で、スタッフさん、園生さん、保護者さんの様子を見て、こういう場所があって良かったと思いました。

でも、障害者の施設にはいろいろな意見や課題もあり、大きな声でそう言えるわけではありません。

高齢の保護者さんは、見送る息子さんに優しく声をかけていました。「お仲間がいたけれど、亡くなって今年は私だけで来たの」と話していました。

手をつないだり、声をかけあったり、家族の姿を見て、私は涙をこらえました。

簡単にはいかないことがあるけれど、美談にはできないけれど、生きて、前に進んでいる。

私がワイナリーを知ったのは20年ぐらい前。

取材を始めたのは昨年の秋。半年かけて取材させていただきました。

秋冬のブドウ畑も静かでいいですが、5月の畑は生命力に満ちていました。伸びるつると新緑のブドウ畑も、生きている。

障害の有無にかかわらず、仕事をする喜び、生きる楽しさがあるのは大事。


このテーマを、これからも追いかけたいと思います。(なかのかおり)