先日、正直に生きるって難しいなあというできごとがありました。

今回の記事は、そうした生き方へのクエスチョン、生きづらさの問題ともつながります。

日経DUALで連載させてもらっている、気をつけたい病気シリーズ。依存症がテーマです。

有名人の薬物のニュースを聞いて、遠い世界のこととは言えません。

生きづらさや心の弱さはみんなが持っているから。お酒や処方薬、ネットショッピング、スマホ依存。共依存関係や自傷、摂食障害も。


自分は何もないとは、言いにくい。

前編で紹介した容子さんは、依存症の体験者です。

1時間ぐらいお話をと、取材を始めたら、容子さんの言葉は止まりません。

タイムリミットぎりぎり、3時間近く。私はそのエネルギーを受け、頭がクラクラしました。

そんなこと、しちゃうの?と思われるであろう体験の数々。幼いころからの寂しさ、生きづらさが根底にありました。

薬物、アルコール、自傷、摂食障害、異性への依存。そこから抜け出して夢だった家庭を築くも、シングルマザーになり、依存に逆戻りの危機。

だけど、容子さんは再生しました。2人の娘と知らない土地に飛び込み、傷ついた女性を支援する側になったのです。

今回、容子さんは詳しい体験をメディアで初めて、語りました。

生きづらさを感じている人は、読んでみて下さい。彼女が前向きに生きられるようになり、それをこうして発信したことに、元気づけられます。

依存症の取材は、20年近く前に地方で始めました。アルコール、薬物、ギャンブルなど、それぞれですが、エネルギーの高い人が多かったです。自助グループや仲間の支援で再生していきます。

残念ながら、依存に戻ってしまう人もいるそうです。この分野も、情報って大事です。自分を知ること。依存症のメカニズムを知ること。

後編は、容子さんの関わる回復支援施設の様子を。自分を満たし、仲間を得て、社会復帰を目指します。

またストレスマネジメントについてもアドバイスいただいています。


後編はyahoo!にも転載され、そちらが見やすいのでリンクします。

ストレスや依存の背景にあるのは、生きづらさ。

最近、若い仲間が、迷っている様子を見ます。

人生は、基本的に楽しいものだと思うけれど、導いて知恵を伝える人も必要だと思います。私もこれからの人生で、そうした存在になれるように、少しずつ探っています。(なかのかおり)