2017年07月

夏は体調が悪いと、あちこちで聞きますね。

私もいろいろ重なり、娘のことは後回しできず、いつもながら限界超えた!と思いつつ、生きています。

今回は、ハフポストに、長い追悼記事を書きました。



大学の恩師で、シュタイナーの取材でもお世話になり、最近まで交流のあった子安美知子先生。

短い文が好きな私、初めて長い文を投稿しました。

アラフォーワーママの叫びであり、恩師と教え子の物語であり、偉大な女性のヒストリーであり、私小説風ですが全て事実です。

ぜひご覧ください。(なかのかおり)

暑くて睡眠不足の方も多いのではないでしょうか?

子どもは暑がりだし、熱中症が怖い。だけどover40ママはエアコンが冷えるので腹巻きに靴下、、と試行錯誤です。

ハフポストで連載しました、障害者のワイナリー記事。

最終回をリリースさせていただきました。

たくさん読んでいただき、ありがとうございます。

4回目は、醸造のスペシャリスト・柴田さんと、生活を支えてきた学園の施設長・越知さんを紹介。


どうやってワインを造るか、わかりやすく説明してもらいました。

知的障害のある人たちの仕事ぶりも。必ずしもワイン造りや畑仕事でなく、食事作りや洗濯も大事な仕事。園生さんの人手がないと困るのです。

⑤は、若い世代に読んでいただきたい物語です。


ソムリエの杉本さんは、名門校から厳しい就活を経て就職。長時間労働に疑問を感じ、ワイナリーに転職したアラサーです。

昔の就職超氷河期とも違う大変さなんですね。IT化が進み、若い人も仕事を実現できるツールが増えた。一方で人材を削り、長時間労働を強いるブラック企業がたくさんある。

都会育ちで、地方に飛び込むのは大変だったと思いますが、ワイナリーの自然に癒されたそう。

お客さんと触れ合い、造り手の物語を知って注ぐワイン。人と人とのつながりが感じられる仕事です。

ワイナリーを訪ねたら、ショップでワインを注ぐ杉本さんに出会えるかもしれません。

⑥は最終回。悩みに悩んで書きました。


昨年の収穫祭で、バンドがお客さんを盛り上げていました。バイオリニスト・古澤巌さんが登場すると、ひときわご機嫌な空気に。

調べると、すごいキャリアのバイオリニストで、しかもワイナリーの取締役だったのです。

古澤さんは、葉加瀬太郎さんの憧れの先輩。今もツアーを組んでいるんです。

お話を聞くと、プロ意識に驚き。ジムに合気道と心身を鍛え、野外で演奏できるように努力を重ねました。

大きなツアーもしますが、被災地に飛んで行くし、障害のある人とも垣根がありません。

私が福島に赴任したことがあり、復興の取材をしているというと、「演奏に行きたい。どこか知っている?」と本気で聞く古澤さん。

こういう取締役だったら、みんなご機嫌になれますね。

そして最後は、ワイナリー社長であり保護者会会長の長谷川さんの思いを紹介しました。

冬の保護者会が中止になり、お会いしたのは5月。

長谷川さんにお招きいただき、学園のカラオケ大会にもお邪魔しました。

本当は身内の方で楽しみたいのでは?と遠慮する気持ちもありました。

せっかくなので会場の大食堂へ。

皆さん、ノリが良くて歌って踊って盛り上がっています。演歌ばかりでなく、レパートリーの広いこと!

施設長の越知さんが愛ある司会をして一緒に歌い、醸造の柴田さんはワインを振る舞います。たくさんのスタッフも動き回ってサポート。

長谷川さんはニコニコと、保護者や園生とコミュニケーション。息子さんは会場には来ていないということ。カラオケをしない人もいるし、健康状態によって農作業やワイン造りという花形の仕事をしない人もいるそうです。

それでも、周りの人たちに愛されていて、ここが息子さんの居場所であると話していました。

カラオケ大会で、スタッフさん、園生さん、保護者さんの様子を見て、こういう場所があって良かったと思いました。

でも、障害者の施設にはいろいろな意見や課題もあり、大きな声でそう言えるわけではありません。

高齢の保護者さんは、見送る息子さんに優しく声をかけていました。「お仲間がいたけれど、亡くなって今年は私だけで来たの」と話していました。

手をつないだり、声をかけあったり、家族の姿を見て、私は涙をこらえました。

簡単にはいかないことがあるけれど、美談にはできないけれど、生きて、前に進んでいる。

私がワイナリーを知ったのは20年ぐらい前。

取材を始めたのは昨年の秋。半年かけて取材させていただきました。

秋冬のブドウ畑も静かでいいですが、5月の畑は生命力に満ちていました。伸びるつると新緑のブドウ畑も、生きている。

障害の有無にかかわらず、仕事をする喜び、生きる楽しさがあるのは大事。


このテーマを、これからも追いかけたいと思います。(なかのかおり)

じめじめしています。

子どもはプール大好き。「梅雨が終わらないかな〜」「6月は1回しか入れなかったよ」と一丁前に言う娘。湿度の高い日も保育園でプールに入るから、洗濯物が切実です。

今回は、GARDENというサイトに初めて記事を書きました。

元NHKアナウンサー堀潤さんが始めた、市民活動を応援するサイトです。

きっかけは、私が以前から取材していた身体障害者補助犬法。今年、施行15年ということでハフポストに記事を書きました。

GARDENでも補助犬の理解を呼びかけていて、つながりました。

今回、GARDENサイトにて記事にしたのは、ホームレスのダンスグループの活動です。主催するダンサー・振付師のアオキさんとは、縁あって再会しました。

記事はこちら→
路上生活の身体から生まれる表現
ホームレスのダンスグループ、10周年ツアーで多様な生き方を表現

アオキさんとは10年前、別のダンスの取材で知り合いました。その時、ホームレスのおじさんたちと公演をするというので、取材して記事にしたんです。

それから私は取材から離れたり、高齢初産をしたり、時が流れました。

昨年、たまたま共通の知人のお知らせで、アオキさんとおじさんが五輪に合わせてリオに行き踊ったのを知りました。

活動が続いてきたことが嬉しく、10年ぶりにアオキさんに再会してお話を聞きました。

10周年ツアーをするのに、ストリートの公演にお金がかかるし、おじさんたちにギャラを払いたい。助成や支援が必要とのこと。

クラウドファンディングを呼びかけるタイミングでもあり、GARDENに記事を掲載してもらいました。

このように縁がつながるって、すごいことですね。

ダンスの練習は、夜が中心。取材は、「今日なら行ける!」という日に子連れで伺いました。見ていたら一緒に動きたくなり混ざって体操する娘にも、垣根のない皆さん。

作品はコンテンポラリーですが、音楽にのっていてスピード感があり、見ていて飽きない。高齢のおじさんも、のびのび踊っています。

皆さんの地道な練習の成果であり、芸能界で活躍してきたアオキさんのセンス、力量もありますね。おじさんたち発案の振付を生かして構成しているそう。

練習でストレッチをじっくり入れるのも、体を知るプロだからできることだと思いました。

路上生活を経験したおじさんは、鍛えられ、存在が濃いです。そういう人が踊るところを見てみたいと、プロジェクトを始めた動機もわかります。

6月末のツアー初日。私は娘と、皆さんのパフォーマンスを見届けました。

ホームレスに賛否はあると思います。

可能な範囲でお話を聞くと、病気や家庭の不和が原因で、居場所がなくなってしまった人もいました。

それでも、ダンスに出会って、練習したら健康になり、やりがいができた。

お客さんが喜ぶと、嬉しくて自尊心が取り戻せる。

そうした活動を支えるのに、お金の面は大事です。協力団体から練習のごはん代がサポートされ、様々な助成を取って公演のギャラがおじさんたちに払われているそうです。

完全な「自立」を進めることも大事ですが、こういうやり方でプラスにする流れも必要だと思います。

来年までストリートで公演が続くので、記事のリンクからチェックしてみてください。(なかのかおり)


↑このページのトップヘ