2016年09月

雨の日、昔の仕事先に退職をお知らせする手紙を書いていました。組織はいつかやめる日が来る。まだ新しいことを始めるパワーがあるうちにと、自分で決めた退職。

しかし…手紙を書いていたら、なぜか寂しい気分に。会社、やめたんだなあ。

後悔はしてないけど、いろいろな気持ちになって立ち止まる日があるのは、自然な感情の流れかもしれません。

今度、久々に海外に行こうかと計画中。子ども料金がかかるし、窓口に行けば手数料。娘と私で、並び席が取れるのか?なかなか予約に踏み切れませんでした。

初めてベビー連れで、海外に行ったときを思い出します。海外赴任中の夫に会いに行ったので、私と娘だけ。

子連れ旅行ビギナーさんのために書いたコラムを紹介します。

【飛行機デビュー】


泣き声がうるさいって言われたらどうしようと、娘の気をひくおもちゃや授乳の対策をしました。機内持ち込みバッグはパンパンです。

今思えば、ベビー抱っこ、デカバッグ&スーツケースを1人で持って空港まで行ったんだから、私ってすごい笑。

次からは友達に聞いてリムジンバスに乗りました。段差がなく、バスのスタッフなど手伝ってくれる人がいるのを見越して、バギーも持参しちゃった。


何とか搭乗ゲートにたどり着いた。

狭い機内で泣いちゃったらどうしよう…。私も久々の飛行機で緊張。

作戦をたてて、最後に搭乗しました。

機内は、うるさくないおもちゃが活躍。いただいた布絵本がよかったです。触って遊べるので。

離乳食は予約が必要なことを知らなかった。外国のエアラインに乗ったときは、海外の離乳食は食べないから、お米パウダー持参でお湯をもらいました。

隣のおじさんが親切で、「ぼくも子どもがいるし、お手伝いしますよ」と言われ、微妙な気持ちに。

飛行機の壁に取り付けるベビーベッドは、入っても出てきちゃって抱っこで寝ていることが多かったかな。授乳ケープが大活躍で、座席で何回も飲んでいました。

タイの乗務員は、男女とも子ども好きで、かわいがってくれました。

アクシデントもあったし、夜便が揺れて具合が悪くなったけど、育休中にママ&ベビーで3回、海外に行きました。

   
もう少し大きくなると、おひざ抱っこでもぞもぞ。沖縄に何回か言ったので、機内でおとなしくしている対策にシールブックがお役立ちでした。100円ショップでシールを買うのが習慣でしたね。

よく飛行機に乗るママは、パパが無料のアプリをタブレットに入れて遊ばせたと言っていました。タブレットは賛否両論あるけれど、役立つときもあるかも。


さらに大きくなると、飛行機代がかかる!という課題に変わります。席が1人分あるのに、ママ~と抱っこになったことも…。久しぶりに、海外行きにトライしてみようか?(なかのかおり)

大きな企画を受け、土日も夜も頭がいっぱいになっていたら、娘が不機嫌に。ママ、パスコン(パソコン)していいよ〜って言うけどやっぱり嫌なのね。ごめんよ。

なかなか寝付かず、小さな瞳でジトーっと私を見ている。

わかるような年齢になったら、単純に「抱っこー」じゃない寂しさがあるみたい。朝、ひざにのせて聞き出すと、ママが仕事ばかりしていて寂しかったそう。

そうは言っても、独身の頃みたいに「出張、深夜3時の打ち合わせ、急な締め切りOK」なわけはなく…。

どうしたって「仕事のことだけ考える」みたいな生活にはならないのが、子持ちよ。ママがどこかに消えちゃうってこともないし。

運動会の万国旗を一緒に描き、洗濯し、保育園で頭を下げ、晩御飯メニューを決め、各方面に気をつかうのであった。

しかし会社に頭を下げるストレスがなくなった。会社員じゃないのは寂しさもあるけど。突然、解雇になったママの朗らかな話や、結婚を機に仕事をやめて趣味を楽しむ子の話を聞くと、のんびりの価値を知る。

さて子育てNPOサイトで書いたコラムの紹介、今回は産後の心についてです。

私は産後が2年以上、続いた実感があります。

2年て、長い。2年あったら、2人目を産む人もいる。個人によりますね。

高齢出産だったり、身内のヘルプがなかったり、職場が厳しかったりすると、産後の心身が回復する前に、さらにいろいろなミサイルが飛んでくる。

あとは授乳を2歳の誕生日までしていたから、体がきつかった。

【産後の心①ブルー、来たー!編】

最初は出産した病院で、号泣。何をしていても涙がこぼれる。夫は海外に単身赴任。1人で新生児を育てられるのか?カウンセラーにも会いました。

【産後の心②事件が起きた編】

そして事件が起きました。高齢、遠方の身内には頼れず、1人で育てるプレッシャー。産後はホルモンや疲れで体もガタガタ。相談だけでもと、行政の窓口に行ったらまさかの発言。

「大きい会社に勤めてるんだから何とかなるでしょ!みんな昼間は1人でやってるし。私だって大変なんだから」云々。

高齢初産ベビー連れ、身内の援助なし、産後ブルーで窓口に来た市民に対して。

過呼吸みたいになって、ベビー抱っこで病院に駆け込みました。

…正直、子育てに優しくない世間。独身女子もすごい働いていて大変。みんながあわただしく落ち着かない昨今、ベビーを抱えた新米ママを、どっぷり支えてくれるような人はいません。よほど余裕がある身内や親友がいたら別ですが。 

お金を払うシッターさんだって、合う人に出会えなければ逆に気を使うことになります。

産後に安心して助けてくれる人がいなかったというトラウマは、いまだにあります。

特に、助けてもらえるはずの場所での理不尽て、あるんです。

私がある意味、オープン過ぎたのかも。無防備で行ってはダメなのよね。

相談先は選ぶ。産後の「事件」で学んだので、気をつけようと思っています。

何とか娘と生き延びられたのは、ちょっとずつ交流できる人が、たくさんいたからです。 どっぷり付き合うと相手にとって重いから。

産後すぐは、おいしいものを持って遊びに来てもらうのがオススメ。

出かけられるようになったら、同じくらいの月齢の親子とお茶やランチ。

先輩ママに声をかけられて、習い事の親子クラスに入ったのも、支えだった。

そういう交流があったママたちも、今はそれぞれ仕事や家庭のいろいろがあり、2人目を産んだ人もいれば、仕事に生きる人も。

会う機会も少ないけど、ときどき近況を報告し合います。細いつながりでも、産後に支えてくれた人って特別です。(なかのかおり)

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