先日、がんの患者さんや家族が立ち寄って専門家と話をしたり、お茶を飲んでゆっくり考えたりできる場所「マギーズ東京」がオープンしました。

英国のマギーさんが20年前に始めた、患者さんたちが自分の持っている力を取り戻す居場所。

ここは、英国外では2か所目だそうです。

オープニングの日、あるメディアのエディターさんと待ち合わせて取材に伺いました。


場所は東京都江東区。ゆりかもめに乗り、「市場前」から歩いてすぐ。何かと話題の市場近くです。

屋外も飾りつけがされて、お祝いムード。早めについたので、カメラ場所取りの列に並びました。

会社勤め時代は、テレビカメラさんにどつかれながら写真を撮ったり、メモを取ったり、数えきれないぐらいの現場に行ったなあ。

しばらくして、木のかわいらしい建物に案内され、中を見せてもらいました。

マギーズオープン2



プレス陣が写ってしまったのですが、ダイニングの雰囲気がわかるトリミングで…。

ランプや、木のテーブルもこだわりがあるそうです。

着物で説明しているのが、看護師でセンター長の秋山さん。

もう一人の代表は、テレビ局記者の鈴木さんという女性で、がんの経験者です。

この奥には、ソファのあるお部屋があり、そこでもゆっくりお話ができそうです。

もう一つ、こちらも木をふんだんに使った別館があって、そこではヨガなどもできるみたい。無理のないエクササイズは心身に良さそう。

私が駆け出しのころから医療の取材をしてきた中で、

★がん患者さんのサロン

★患者グループのお話会、ヨガや座禅など自助グループ的なイベント

★企業が運営するステーション(がん経験者の女性が社長で、患者さんグッズや情報の紹介)

★NPOが患者さんを受け入れるスペース。カラーコーディネートやネイルのアドバイス

などもありました。 

だから、全く初めての試みというわけではないのですが、マギーズにはいくつか特徴があると思います。

★寄付金で運営しており、訪れる人は無料で相談できる。(平日10~16時)

★英国で始まった考え方に沿っているので、オープンマインド。専用の建物があり、場として安定している。医療機関や会議室と違ってあたたかみがある。

★代表の鈴木さんがテレビ局記者ということもあり、アピール力が強い。様々な分野の専門家・企業もボランティアで参加してきた。オープン式典には厚生労働大臣や区長、医療関係者も出席。地元の民俗芸能も披露され、周囲の理解を得ている。豊洲近辺で事業を展開する三井不動産も協力。

★秋山さんは訪問看護のベテランなので、看護方面にも強い。

2020年までの期間限定ということで、どうなっていくのか、気になりますね。

このとき、以前に取材させていただいた美容ジャーナリスト(がん経験者)の山崎さんとも、ばったりお会いしました。

山崎さんは、午後の公開ファッションショーで、メイクのお手伝いをすると話していました。彼女も頑張ってるんだ!と嬉しくなりました。

出会いとポジティブなエネルギーのある現場でした。(なかのかおり)